腐女子の嗅覚

2004年6月22日 読書
ISBN:4091270611 コミック 田辺 イエロウ 小学館 2004/02/18 ¥410

まぁ、自分でも腐女子だって自覚はあるんだけど、なぜかヤオイ臭のする話を引き当ててしまいます。3巻の犬の妖怪が、ヤオイっぽいのよねぇ。普通の人が読んだら、なんでもないのかなぁ?

友人は、「私が読んでいる最近の漫画には、必ずって言うほどに”へん”なキャラが出てくるような気がする。」と言ってたけれど、やはり嗜好の嗅覚があるのではと思ってしまいます。

☆以下に普通のレビュー。
因縁のある土地で本家争いをしつつ、妖怪退治を行う2つの家系がある。
現在の術者は、主人公の少年と彼より1つ年上の少女で、どちらも中学生で、お互いに好意を抱いている。(この辺が、サンデーっぽい)
かつて、妖怪退治を失敗しそうになった少年をかばった少女は、怪我を負ってしまい、今もその時の傷痕を残している。少年は、自分の為に誰かが傷つかないように、強くなりたいと願っている。
というのが、あらすじです。
少年の術者として人間としての成長や、ちりばめられた数々の謎が興味を引きます。しかし、ちょっとインパクトが弱いんですよ。
たとえば、「鋼の錬金術師」は、”子供でありながら罪を背負った存在”や”七つの大罪”の名を持つホムンクルスと言った謎は、ダークで興味深い。大佐の野望だって、気になる。
この作品も、このアタリで、大きな目標が出てこないと、ちょっと連載として辛いかもしれません。でも、絵もうまいし、頑張ってほしいところです。
なんとなく、『特命高校生』に似ている感じです。

☆Corneille 様
リンクさせていただきました。レビューを参考にさせていただきますね。

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